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とくとく安心きもの![]() |
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●くびと名のつくところを清潔に 化粧品などのついた手で、きものや小物に触れると、油性の汚れがつきます。きものを着る前に手を洗い、首、手くび、足くびなど、を拭いておきましょう。それだけで袖口や裾の汚れぐあいが違います。 | |||
●帯ときもののシワとり 帯をほどいたら、シワの部分を軽くたたいて伸ばし、衣桁やきものハンガーにかけておきます。お太鼓やたれの部分にシワが残るときは、乾いた当て布をしてアイロンをかけますが、金銀箔には高温や強いアイロンがけはしないように注意しましょう。 きものはきちんとたたんでおけば、シワが取れてしまうものです。ひどいシワなら、乾いた当て布をして上からそっと押さえるようにアイロンを当てます。絹に湿気は禁物なので、濡れた当て布やスチームアイロンはやめましょう。 |
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●桐のたん笥が最適 きものの収納には桐のたん笥が最適といわれる理由は、軽いことはもちろんですが、水分を吸収し湿気を防ぐことです。桐は湿度が高いと木目が詰まり、乾燥すると木目が開きます。そのため常に空気の状態を一定に保つので、梅雨時でも桐のたん笥のなかのきものは縮むことが少ないのです。 |
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●虫干し 大切なきものを湿気から守って下さい。10月下旬から11月上旬、及び1月下旬から2月上旬の空気が乾燥している日を選び、2時間位でよいから、きもの等をきものハンガーなどにかけて、風通しの良い日の当たらない場所を選び吊るして下さい。部屋の電気も消しておくと良いでしょう。 |
●防虫剤 きものをお召しの後は体温と湿気を充分にとり、上手にたたんでタンスにしまうのですが目のつんだウコンの布か、たとう紙に包んでその上に防虫剤を入れて収納します。ガスは低い方へ降りて行くので上に置きます。防虫剤の種類は樟脳、ナフタリン、ベンゾール系等が有りますが違う種類の物を一緒に入れてはいけません。化学反応を起こして通常より早く解けてしまうばかりか、大事なきものにシミをつけてしまうことにもなりかねません。必ず紙の上に置く習慣をつけましょう。そして、年に一度時期を決めておいて、同じものと交換すると良いでしょう。当店では、虫除け、湿り止め、防カビ、変色防止作用のある製品をお奨めしています。 |
●ウコン 生姜科の多年生の植物。熱帯原産。日本に伝わってきたのは海外貿易がさかんだった琉球王朝の頃とされ、根から黄色の染料が採れ防虫効果があり、ウコンで染めた木綿を赤ちゃんの肌着にすると虫に刺されないといわれたり、カレー粉のスパイスや沢庵漬けの色素としても用いられている。最近は健康食品としても脚光を浴び、色々製品が出来ていますが、特に肝臓の機能を高めるのに良いと云われています。 |
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●自分で出来る手入れ 絹のきものの手入れには、昔からビロード(別珍)の小ぶとんが使われています。8cm四方程の小袋を縫って、中に綿を詰めます。この小袋で外出から帰ったら、きものや帯についたホコリなどを落とします。ブラシやタオルなどでこするとかえって汚したり、傷めたりしてしまうこともありますから、小ぶとんを作っておくことがお手入れのコツです。作業中は強くこすり付けない事が大事です。 ●体温と湿気は充分にとる ホコリなどを取り除いたら、きものと長襦袢をきものハンガーに掛けて吊るし、帯や小物は椅子の背などに掛けて体温と湿気をとります。但し、一日程度で充分です。不必要に掛けっぱなしにしておく事はよくありません。湿気を残したままにしておくとカビの原因となります。汗は乾いてしまうと見えなくなりますが、時間が経つと変色してきますから注意が必要です。 |
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●収納 出来るだけ余計な折り目やシワが付かないようにするために、種類別に分けます。こうしておくと出し入れが手早くできるし、必要でないものを動かさなくてすみます。まず、帯ときもの、長襦袢などをそれぞれまとめ、次に留袖、喪服、訪問着、などをひとつにまとめます。そして、小紋などやわらか物と大島紬や紬などに区分していきます。どうしても、同じ引出しに収納する時は紬や綿のきものなどはなるべく下にしまいます。 |
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